下へ進むと線が伸び、通り過ぎた年に灯りが点きます。
蔵前の四畳半を借りて、最初の仕事は近所のパン屋の看板だった。
打ち合わせはすべて画面越しになり、代わりに図面を描く時間が増えた。
モーションができる人が加わり、動く仕事を受けられるようになった。
同じ町内の二階へ。窓が二つになった。
装丁を一冊丸ごと任され、紙の見本帳が棚一段ぶん増えた。
この年表を作った。次の行は、まだ空いている。